まずは物件探し!
物件探しをネットでする場合にはスーモ、ホームズ、アットホームが良いようです。
不動産屋さんからもそう言われました。不動産屋さん専用の情報ネットワークであるレインズとほぼ同じ内容になっているそうです。
福岡県の場合はその3社に「ふれんず」がプラスされるようです。ふれんずは福岡県宅建協会の不動産ネットですので、情報が早くて正確なようですね。
しかしながら、私の経験上では既に募集が終わっている物件なのにそのまま数週間も掲載されている事が何度もありました。
本当に気に入った物件であればネットの情報を鵜呑みにせず、取扱いの不動産屋さんに問い合わせることをお勧めします。
さて、福岡の賃貸を12月頃からネットで探していましたが、なにせ引っ越しは6~10月頃にと考えていたので、不動産屋さんに問い合わせメールをしても「引っ越しの2〜3ヶ月前になってから探した方が良いと思います」などの返信ばかり。
それでもネットを見ていると、新築で完成時期が5月や6月の物件も出てきました。
新築に住めるなんてラッキー!と、問い合わせをして詳細を確認。新築なので物件を見学できないのはもちろんですがその前に、大阪からの遠隔物件探しのため、その都度現地に行くことができません。
肝心の駅までの距離感とか、近隣の様子などもさっぱりわかりません。
敷地内駐車場の位置なども含めて、不明な点を不動産屋さんにしつこくメールで問い合わせていたら返信が来なくなりました。笑
二つほどあった新築物件はそんな感じになってしまったので、縁がなかったのだと諦めて、夫が仕事を休める期間に入り二人で動けるようになった6月に福岡へ出向きました。
この頃には、いいなーと思う物件が少なくなっていて、正直焦っていました。福岡行きの飛行機を予約してるから行くけど、今回は担当者と顔合わせだけして福岡旅行を楽しむつもりでした。
しかし、不動産屋さんが虎の子を出してきました。笑

まだ居住中だけど今月いっぱいで退去予定。まだ公になっていない物件があるがここはどうですかと。
不動産屋さんには隠し玉があるとは聞いていましたが、それを出してもらえるとは!
その物件はネット検索で見たことがあるマンションで、住めるもんなら住んでみたいねーと言っていた福岡市東区の新しい街のマンション。
我が家はレモンを始め、柑橘の木を4本育てているのでベランダの陽当たり重視。
それから、コロナの際のおうち時間で始めたソーイングのためのミシンが3台あるので部屋数が欲しい。
その条件をクリアしていたこの物件は私たち夫婦にとって魅力的でした。
さっそく物件を見学をさせてもらい、家賃が1万円ほど予算オーバーでしたが、
うーん…いける!ってことでここに決めました。
やはり地元の不動産屋さんだと詳しく知っているので良いですね。
面と向かって質問ができるのでわからないことを聞くのはもちろん、地元不動産屋さんならではのプチ情報なども聞くことができたので安心して契約できました。
私の実家が福岡市の西の方だったため、自分で探している時には絶対西の方がいい!と思っていたので東区はサラッとしか見ていませんでした。
糸島付近に住んで、糸島付近の情報をこのブログに書いていこうと計画していたし、ノーマークだった東区に住むことになるとは想像もしていませんでした。
自分のことながら軽く驚きましたが、「家探しは縁だよ!」と言っていた友人の言葉を思い出しました。
引っ越しの準備
引っ越しの時期は、物件が空く7月以降となりましたので、そろそろ引っ越し業者を決めることにしました。
夫の会社の斡旋で少し安くなる業者が何社があったので2社に見積もりをしていただき、 A引越センターさんに決めました。
書き込みなどを見ると良くない評価もあったので不安ではありましたが、引っ越しが終わった今はA引越センターさんにお願いしてよかったです。
大阪→福岡で、6トントラック1台を利用。オプションで「引っ越し前日、箱詰め隊(4名)に来てもらう」「エアコン1台の掃除」をプラスして50万円後半でした。
値引きが入ってもこの価格。遠方とはいえ引っ越し代って高いですね!
わが家はとにかく荷物が多いようです。笑
自分たちでは全く気が付いていませんでしたが、見積もりをしてくれた2社の引っ越し屋さんが揃って「荷物が多いですね」と仰っていたのでそうなんでしょう。
実際に、引っ越し前々日、大小150枚の段ボール箱を持って来てくれて、前日に4名の箱詰め隊が朝から夕方までかかって作業してくれて、この日は段ボールが足りず、すべての荷物が収まったのは引っ越し当日でしたから。
一応、引っ越し前にいらないと思われるものをゴミ袋30袋以上は捨てて、準備をしたつもりだったんですが、大して減っていなかったんですねー
普段から使わないものを整理しながら生活しないといけないですね。

賃貸物件の契約まで
聞かれなかったので、不動産屋さんにはわざわざ言いませんでしたが、賃貸物件の契約者である夫は12月初めに退職します。
というのも、この不動産屋さんは、自宅マンションを売却するときに仲介をお願いしようとしていた不動産屋さんが紹介してくれた会社でしたので、言わなくても知っているかな。。。と思ったからです。不動産屋さんはもちろん、夫が退職することは知っています。
しかし物件を決めたあと「賃貸物件の契約の前に入居審査があります」と言われ、審査結果を待ちましたが、一向に連絡がありませんでした。
もしかして退職することが問題になっているのでは。。。とドキドキしましたが、物件を決めて3週間たってやっと「審査が通りました」との連絡。ホッとしました。
担当者さんいわく、6月末に退去予定なので、オーナーさんは7月中旬からの入居を希望されていた。それを8月からの入居になるようにお願いをしていて時間がかかったと言われました。本当にそんなに時間がかかるものなのかわかりませんが、こちらの希望通り8月からの入居・家賃発生にしていただいたので、ありがたかったです。
引っ越し時期の選択
8月入居と決まったので、引っ越しの日を8月1日に決めました。1日に大阪の家から荷物を出し、翌2日に福岡の家に荷物を入れるということです。
心配なのは連日の真夏日。

引っ越しのオプションで3台のエアコンを取り外して工場(?)へ持って行き、隅々まで掃除をしてもらうことにしました。取り外して持って行って5日ほどかかると言われました。
ですが、この暑いのにエアコンが5日も使えないのは辛すぎるので、メインの部屋に付いているエアコンは持って行ってもらう掃除をやめて、壁につけたままのよくあるタイプの掃除をしてもらいました。
取り外して徹底的に掃除してもらうには、引っ越しなんて絶好のチャンスでしたが残念でした…
そうこうして迎えた、真夏の引越当日。
少しくらい曇って引っ越し屋さんが暑くないように。。。との祈りも叶わず、当日は晴天!朝から暑い日でした。
トラックが午後からしか取れなかったとかで13時からの引っ越しです。
引っ越し屋さんのリーダーさんが気を利かせてくれて、少しでも早く!との思いで13
時からの予定でしたが、12時前に来てくれました。5人ほどのメンバーも、きっとお昼ごはんを早めに済ませて来てくれたんだと思います。
なのに!わが家のマンションの管理人さんがいないんです!お昼休み休憩でどこかへ出かけてしまっていたんです!連絡もつきませんでした。
管理人さんがいないと、どこにトラックを止めて作業するか、2つあるエレベーターのどちらを使うかなどの打ち合わせができませんとのこと。引っ越し屋さんってそんなことまで気を使ってくれてるんだと感心しました。
まさか管理人さんが外出するとは思っていませんでした。時間の連絡をしていなかった私が悪いです。悪いですが…それにしても管理人さん、この日に引っ越しがあるのは伝えていたし、まだ引っ越しが始まっていないんだから、いつ始まるのかわからないという状態なのに出ていく?!
まあ、昼休みはしっかり休むようにと会社に言われているのかもしれませんね。
この経験から、事前に管理人さんにも始まり時間も分かった時点で連絡しておく、トラックを停める場所やエレベーターの事なども、こちらが打ち合わせをしておくのもひとつだと思いました。
引っ越し屋さんの真心をフイにしてしまい、とても申し訳ないことをしました。
費用についてですが、8月は引っ越し屋さんにとっては閑散期なので引っ越し代もかなり安くなるようです。
わが家の場合は遠距離のため、この時期を外すともっと高額になるので、価格だけを見るとありがたかったですが、気候的には最悪。
自分たちも暑いし、作業をしてもらう方たちはもっと暑そうで申し訳ない気持ちになりました。次に引っ越しをするときは真夏は避けようと思います。
猫の引っ越しのこと
わが家には13歳のお婆ちゃん猫がいますので、猫も一緒に引っ越しです。

福岡の新しいおうちに荷物が届くのは翌日なので、大阪のおうちから荷物がトラックに積まれた時点で福岡に移動し、福岡の実家に泊まらせてもらうことにしていました。
事前に猫用ゲージ、餌、トイレ、砂などをAmazonで購入して実家に送っておきました。
猫ホテルも考えましたが、猫がまだ1歳くらいのときに長距離引っ越しの際、猫ホテルに預けたことがあり、迎えに行ったときに彼女は何もかも諦めたような顔をしていて、私を見てハッと我を取り戻したように大きな声で鳴き始めたことがありました。それがかわいそうで、なるべく猫ホテルには預けたくなく、実家でお世話になることにしました。
持ち運びしやすいキャリーケースも事前に購入し、慣れてもらえるようにキャリーケースが届いてすぐに、入り口を開けて部屋に放置していたらその中で寝るくらいに慣れてくれました。思うつぼ。笑
ただ、高齢なので遠距離の移動に耐えられるか心配でした。
飛行機だと別々に乗らないといけないので新幹線で一緒に移動することにしました。縁起でもないけど、預けて戻ってきたらすでに亡骸になっているなんて寂しすぎます。もし何かあったとき最期は看取る覚悟で新幹線にしました。
そんな覚悟でしたが現在も一緒に暮らしていますので、ただの取り越し苦労で良かったです。
博多駅からは妹に車で迎えに来てもらい、不動産屋さんで新居の鍵を受け取ってすぐ実家へ向かいました。猫用ゲージを組み立てる間はキャリーから出していましたが興奮して走り回ることもなく、その辺をクンクン、ウロウロしていました。
水はすぐにあげましたが飲まず、組み立てたゲージに入れて、人がいなくなってからやっと飲んだようでした。
ご飯もすぐには食べず、人がいなくなってから食べたようです。
このまま弱ったらどうしようかと心配しましたが、これも心配止まりだったので良かったです。翌日はちゃんと便も出していました。
うちの子、すぐ粗相するんです。初めての布団なんて必ずです。わが家の布団でオシッコ被害に遭ってないのはひとつもないです。
なので、実家の布団に粗相したら二度と預かってもらえないので、本人(猫)は嫌だろうけどゲージに入れました。でも寝るときには「出せ!」とうるさかったので結局一緒にベッドに寝ましたけどね。結局、粗相しなかったのでよかったー。せっかくゲージ買ったのに意味ない。笑

学んだことのまとめ
今回は大阪→福岡と遠距離だったので、物件探しも引っ越しも本当に大変でした。
転勤族の方などは慣れているんでしょうね。毎回のご苦労お察しします。
あんまり早く物件探しをすると不動産屋さんには相手にされないけど、ネットで検索はしておいた方がいいと思います。
物件をたくさん見ているうちに、自分が住みたい物件が見えてくるように思います。
そして、マンションの場合は建物が同じで違う部屋が出てくることもありますので、早すぎる物件探しも意外とムダではないです。
それから引っ越しのことですが、長らく住んでいた場合には思っているより荷物が増えています。引っ越しが決まってからやるより、普段の生活の中で時々は不要なものを処分していくのは大事だと実感しました。断捨離が流行るわけだ。。。
荷物が多くなればなるほど、引っ越すときのトラックが大きくなり、引っ越し代が高くなります。そしてその荷物を入れるために次の家も広い家になります。広い家は家賃が高いです。
荷物の整理をすることで、こういう不要なお金を払わなくて済むことにつながります。
引っ越しの時期をもし選択できるのなら、真夏は避けたいですね。
せめて7月始めか9月終わりにした方が良いと思いました。
大変申し訳ないことを承知で言いますが…暑い時は、引っ越し屋さんの汗が床や家具や荷物にも落ちるんです。引っ越し屋さんは自分で気が付けばもちろん拭いてくださっていましたが、大量の汗をかくので気が付かずに落ちた汗の滴もありました。でもそれを私がいちいち拭いていたらイヤな感じになると思ったので、私は見なかったことにしてました。汗が落ちたままネジ止めして設置された家具もあります。
真夏の引っ越しの思い出ですね。笑
そんな事が起こるのも真夏の引越ならではだと思います。
それから、マンションなどで管理人さんがいる場合は、引越し日、時間、引越しトラックを停める場所や使うエレベーターなど管理人さんとの連絡は密に。
というのが私のまとめです。
物件探しから引っ越しまででこんなことが学べるとは思ってなかったです!
皆さんの物件探しから引っ越しまでの参考になれば嬉しいです。